社名が“資産”を意味する『株式会社 プロパティー』。単なる不動産売買のみならず各部門のスペシャリストと提携し、資産活用をトータルに提案する総合プロデュース企業。顧問弁護士・顧問税理士と同様に、顧問不動産士として頼りにされている。
三波豊和:不動産業と一口に言っても売買・賃貸借だけでなく、非常に多岐に渡っていますよね。こちらではどのような物件を取り扱う事が多いんですか?
三戸 浩:東京都心部を中心とした不動産売買と、パチンコ店などの大規模物件の土地活用や資産活用のサポート・マネジメントが多いですね。最近では業務の7割をパチンコ店が占め、全国各地の案件を取扱っております。
三波:それはすごい! どちらかといえば閉ざされたイメージのある世界ですし、大切な財産を任せる訳ですから、それだけ信頼を勝ち得ている訳ですね。
三戸:当初は業務の三割程度の取り扱いでしたが紹介者の方達が広がってしまい、本業のビル売買等より増えてしまいました。また、パチンコ店に多くの顧客を持つ会計士の先生とのご縁もあって、お蔭様で口コミのお客様が数多く集まって下さいます。
三波:過当競争の激しい業界ですから様々なご相談があるんでしょうね。
三戸:確かに最近のパチンコ店のお客様の目はとてもシビアなようで、経営観念の甘い店は生き残っていけません。そこで私共では『リースバックシステム』というものをご提案しております。大規模物件を自社店舗・自社ビルで経営するのは、競合店舗との争いが激化する中では非常な負担となります。
三波:立地が良ければいいってものではないんですね。
三戸:もちろん立地は大切ですが、経営経費の効率化がとても重要です。その為には自社ビルや店舗を投資家に売却し、現在の運営条件のまま賃貸借契約で借り受ける方が遥かに経済的です。
三波:それはずいぶん思い切った方法ですね。
三戸:ビル店舗を担保にして運営資金を借りた場合、経費として計上できるのは金利だけですが、賃貸契約なら家賃全てが経費として申請可能となり、経営の健全化にメリットを発揮します。ご紹介する投資家の方は当社のネットワークにより信頼出来る方である事はもちろんですが、単なる紹介だけで終わる事はなく、母体が公認会計士事務所である当社ならではの不動産税務のノウハウを生かしてトータルでサポートいたします。
三波:ただ不動産を持っているだけではなく、活用してこその資産だという事なんですね。
三戸:常に時代や環境の変化を視野に入れる事が大切です。経営にお悩みのオーナー様は、お客様の大切な不動産の価値向上をお手伝いする私共を、ぜひご活用いただきたいと思っております。
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