運転免許を持っていても意外と多いのがペーパードライバー。運転免許取得済み者を対象に、これから運転する車に補助ブレーキを取り付け、走る予定の場所で行う教習は普通の自動車学校ではできない効率的な教習だ。目的や個性に合わせたアドバイスと親切な指導が好評である。
大場久美子:ペーパードライバー教習専門の会社だそうですが、このお仕事を始められたきっかけは何ですか。
笠井高雄:運転は自分の得意分野でもあるので、それを生かしてお一人お一人の運転の悩みを解消できるようなスクールを開こうと思ったんです。また、自動車学校にありがちな、堅苦しい教習ではない、楽しいドライビングスクールを作りたいなと…。
大場:実は私もペーパードライバーの一人なんです。私でも運転ができるようになりますか。
笠井:まず運転する目的を持つことですね。目的を持って教習を受けられる方のほうが上達は早いです。
大場:まず教習を受けるにはどうすれば良いのですか。
笠井:ほとんどの方がHPをご覧になってお電話いただいています。そしてお客様のスケジュールに合わせて教習コースとインストラクターを決め、後日インストラクターから直接お客様に連絡し、教習当日ご自宅に伺います。出張エリア内でしたらご自宅までの出張料金はいただいておりません。
大場:それは嬉しいですね! HPを拝見すると、教習時間も早朝や夜間が設けられていてとても良心的だと思いました。ちなみにどのくらい教習を受ければ一人で運転できるようになりますか。
笠井:個人差はありますが、平均すると4〜5回で出来るようになりますね。運転が楽しく思えるようになると一気に上達します。
大場:それと、マイカーで教習できるというのがいいですね。
笠井:はい、これから実際に乗ることになる車で教習した方が効率的ですし、補助ブレーキをお客様の車に取り付けて行いますので、安心して教習を受けることができます。インストラクターも担当制にしており、毎回インストラクターが変わるということはありません。
大場:リラックスすることも大切ですからね。こちらの“的を得た教習”が皆さんに好評だそうですね。
笠井:楽しく安全に運転していただくことが目的ですから、その方の目標・個性に合わせて対応しています。最初はほとんどの方が緊張されていますので、威圧的に指導するのではなくメンタル面にも気を配っています。
大場:最後に今後の展開をお聞かせください。
笠井:全国にこの仕事を広めていきたいですね。また、教習終了後も運転に関する良きアドバイザーとしてお客様と繋がっていきたいです。 |