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「ゆっくり」を意味する京都弁の「まったり」と名付けられたこだわりの手作りプリン。まったりと口の中でとろけるような食感と風味が、従来のプリンのイメージを覆す。口コミで広がった評判で、一時は生産が追いつかなかったほどの逸品。
大場久美子:実は私、プリンが大好きなんです。こちらの商品は、今までにない食感とおいしさが評判だそうですね。
清岡裕次:はい、基本はインターネットでの販売になりますが、お蔭様でスーパーからもご注文をいただくようになりました。ただ、ひとつひとつが手作りなので大量生産が出来ず、不定期の限定販売という形で卸しております。どうぞ実際に召し上がってみて下さい。
大場:うわぁ、とっても柔らかくてレアチーズケーキに近いような上品な味と風味ですね。一般的なプリンよりもオレンジ色が強く、かなり濃い色合いが特長的です。
清岡:プリンはゼラチンで固めるものですが、敢えて使わずに滑らかな食感に仕上げています。分量と蒸し加減を変えて何百通りも試し、苦労して完成にこぎつけました。原料にもこだわり、卵は1個100円のものを使用しています。オレンジ色をしているのはその卵を多く使っているからなんです。牛乳や砂糖も安全で高品質なものなので、当初は『健康プリン』という名前を付けようと思ったくらいです。
大場:どのようなきっかけで作りはじめたんですか?
清岡:以前は焼き芋を売っていたんですが、夏場はあまり売れません。そこで季節を問わず一年中売れる商品を作ろうと試行錯誤した結果、昔から身近なおやつだったプリンを作る事に決めました。
大場:スイーツブームでパティシエも注目の職業ですよね。
清岡:確かに腕を競うように新しい洋菓子がどんどん登場しています。私自身は調理師の免許を持っていますが、海外で勉強した事も有名店で修業した事もございません。だからこそ、難しい横文字の付いた高価なデザートではなく、子供から大人まで気軽に食べられるおやつを作りたいと思いました。もちろん、作るからには今までにない食べた人が驚くようなものを目指した訳です。
大場:確かにまろやかで柔らかい食感やおいしさは、私が今までに食べたことがないものでした。
清岡:ありがとうございます。人生を賭けたと言っても過言ではないプリンですから、プリンのCMをしていた大場さんにそう言っていただくと嬉しい限りです。これからも人気に奢る事なく、多くの方々に食べていただけるよう心を込めて丁寧に作って参ります。今後はスタッフを増やして、増産体制を作っていきたいと考えております。
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