“3年以内に本気で結婚を考えている人のみが入会の対象”という厳しい規約を掲げる結婚相談所。心の底から会員の幸せを願う熱血社長が、本気の出会いをサポートしている。代表の考えに共感した多くのカップルが幸せへのスタートラインに立ち、希望に満ちた未来へと歩む。
 カイヤ：実は私、いわゆる日本の“結婚相談所”というものの仕組みがよく分からないんです。
香川浩樹：簡単に言えば結婚したい方々が登録されている会です。当社にはおよそ4万人の会員が登録されているので、それだけ出会いの確率があがります。ただ申し上げておきたいのは、実際の生活の中で異性とのお付き合いの全くできない方が、入会したからといって即結婚が出来るという訳ではございません。
カイヤ：確かに、紹介してもらっても実際に付き合ってみなければ相性も分からないし、結婚となると大きな決断ですものね。
香川：ある調査では結婚した男女の95％が、結婚を決めた理由にフィーリング（性格）を挙げています。容姿や条件はコンピュータで選べますが、相性は当人同士にしか分かりません。皆さん出会いがないと言いますが、現代は出会いのチャンス自体は増えているはずです。パソコンや携帯、メールの普及によって不特定多数の人との接点は増えているにもかかわらず、実際に会う機会が減っているんです。しかもそれによってコミュニケーション能力が低下しているんですよ。
 カイヤ：私は仕事で様々な国に行く機会がありますが、確かに日本人はコミュニケーションが下手だと感じます。
香川：だからこそ私は、会員の方々に向けたコミュニケーションスキルを磨くセミナーを定期的に開催しています。このセミナーとお相手の紹介をセットにしたのが、当社の最大の特徴です。お蔭様で大変好評を得ております。
カイヤ：どういった方が参加されるんですか？
香川：会員さんはもちろん、3年以内に結婚したい方であればどなたでも参加可能です。参加者は女性の方が多いですね。一般的に女性のほうが社交的でコミュニケーション能力が長けている方が多い気がします。それは女性のほうが勉強熱心だからだと思います。
カイヤ：自分の目的がはっきりしてさえいれば、何をすべきかもちゃんと分かっていますからね。男性は教えてもらう必要なんかないといった変なプライドがあるのかもしれませんね。ところで、会員の年齢層はどのような構成になっているんですか？
 原 陽子：女性は20代半ばから40代前半がメインで、男性は20代後半から40代後半までが多いですね。中には離婚経験者の方もいらっしゃいます。そうした方々は出会いの機会や紹介も少ないようなので、当社をご利用いただく割合も高い傾向にあります。
カイヤ：何か会員さんへの応対で心がけている事はありますか？
原：やはり常に笑顔を絶やさないようにしています。お見合いの席にも同席させていただきますが、スタッフがニコニコしていると場の雰囲気が明るくなり、会員同士も自然と笑顔になって好印象を持たれます。
香川：私は結婚相談所がモテナイ男女の集まる場所という、一般の方々が持たれるイメージを変えたいと考えています。今後も恋愛は素晴らしく、結婚がとても良いものであると情報発信していきたいと思っております。
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